A Project for improving perinatal care

博士後期課程の院生さんの論文がアクセプトされました!

博士前期課程より地道に研究活動に従事してきた博士後期課程の院生さんの研究テーマは、このHPを立ち上げたきっかけとなった研究活動の一つです。この数年間のなかで、COVID-19流行があり、研究活動が止まってしまうという危機にも陥りました。その中でもめげずに、地道にご協力いただいたお母さまのアンケート用紙を丁寧に分析しました。

 これらの成果は、私の科研のHPでも確認できますが、事情により公開時期を延期しております。

 産後のお母さまが経腟分娩であっても、決して痛みの少ない楽な産後を過ごしているわけではなく、痛みを自覚しながら、ご自身の身の回りのこと、お子さんのお世話をしています。その研究成果の第1弾として、産後の会陰部痛に関連する要因についての検討を行いました。従来より、会陰切開の有無、会陰裂傷の程度はもちろん検討されてきましたが、この研究では、これまであまり研究対象とされなかった経産婦さんと初産婦さんをそれぞれわけて分析報告しました。詳細は、Nagoya Journal of Medical Science 86 (1) 2024に以下のタイトルで掲載予定です。

”Factors associated with perineal pain on the first postnatal day after vaginal delivery: A cross-sectional study of primiparous women”

おめでとうございます。